概要
      
      MBSVUにより、MEBESファイルを見ることが可能です。Qckvuと共通インタフェースのため、Qckvuのオプションとして導入できます。MEBESのバージョンI/II,III,IV,Vをサポートするほか、MEBESジョブデックにも対応しております。 
      
      上の図は完成したマスクです。ジョブデックが3つのMEBESファイルを含んでいます。メインデータ、マスクのアウトライン、基準線です。 
      
      
      QIS (Qckvu Image Server)
      
       
      Qckvuを搭載したサーバーへアクセスすることにより、クライエントからリモートビューイングが可能です。 
       
      クライエントからTCP/IPソケット経由でQckvuサーバーへコマンドが送られます。右記のコマンドスクリプトと同じコマンドが使用できます。クライエントでは設計画像はもちろんレイヤやストラクチャのリストも受け取ることできます。設計データの確認が送付を受けることなく可能となります。 
      
      
      Extract機能
      
       「Extract機能」により、大きなチップのレイアウトパターンから小さな部分の抽出をすることができます。  
       
      ディスプレイで必要図形のみを表示させてから、Extract機能を選んでください。次にディスプレイ上に枠を描いてください。この枠にかかっている図形に対して新しいGDSIIファイルが作成されます。 
      
      
      
      コマンド・スクリプト
      
      Qckvuには簡易なスクリプト言語が備えてあり、コマンドによりディスプレイ表示を操作可能です。 
      ユーザーがスクリプトを記述することもでき、またDRC出力ファイルと組み合わせれば、DRCエラーの場所毎にディスプレイ上を移動させることができます。 
      次のようなコマンドがあります。 
      
        - Open_GDSII
        
 - Open_Structure
        
 - Set_Layers_On|Off
        
 - Set_Window
        
 - Set_Fill
        
 - Set_Text_Mode
        
 - Set_Array_Mode
        
 - Set_Nesting_Level
      
  
      
      
      Qckvuベンチマーク
      
      
      
        
          
            | ファイルサイズ | 
            スキャンタイム | 
            ロードタイム | 
            全表示 | 
           
          
            | 520Mb | 
            30秒 | 
            19秒 | 
            86秒 | 
           
          
            | 727Mb | 
            26秒 | 
            25秒 | 
            67秒 | 
           
          
            | 2.6Gb | 
            87秒 | 
            169秒 | 
            167秒 | 
           
        
       
       
      環境: Pentium4 1GHz 512MRAM Win2000SP2 にて計測 
      
      
      開発元
      Artwork Conversion Software, Inc. 
      417 Ingalls St. Santa Cruz, CA 95060, USA 
      
       
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